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最後の文化祭を終えて 1/2
6月3日。ここで迎える最後の文化祭が終わりました。
書いて残しておきたいことがあまりに多すぎて、
何から書けばいいのかもよくわからなくなってます。
順を追って、綴っていきますか。
文化祭を巡る記憶というのは、その主たる部分が部としての活動の記憶でもありました。
このブログを開設したのが高校入学時。部として活動を本格的に開始したのが高1の秋、バザーに向けた部誌制作だから、そのすべてはこのブログを綴ってきた裏で重ねてきたと言えるでしょう。
だから小さな失敗談だとか、締め切りに追われた状態だとか、そんな他愛ない小話は断片的とはいえほとんどここにもその欠片が残っていると思います。

けれど、ひとつだけ、ここではほとんど触れることもなく、記事にすることもなかったイベントがあります。

去年の文化祭。
俺たちは初めての映像作品上映に向け、何もかも手探りの状態から活動していました。
脚本を作り、撮影スケジュールを組み、編集に追われ、そうして迎えた当日。
あの日、さまざまなトラブルもあって上映予定の時間までにエンコードが完了することはなく、間に合わせということでPCの編集画面のまま二つに分けてスクリーンに映し出したのでした。
そこまでですらかこつけるのに随分時間を食い、先輩たちの代が作ったものへの評価が期待となったのか、思ってもみないほど多くの観客を待たせることになったばかりか、やがてその編集画面の出力すらうまくいかなくなり、結局ろくに上映することもできないままに終えざるを得なくなったのでした。
何もできずにただただ観客の方々に謝り、機材の調整を続ける仲間を待ち続けることしかできなかったあのとき、吐き気がするほど悔しくて、はらわたが捻じれるほど情けなかった。ろくに観客の反応なんて見ることもできませんでした。

友達しかいないようなそのメンツで、馬鹿みたいなことばかりし続けていたけれど、心のどこかでずっと、そんな中でも一生懸命やってるということも評価してほしかった。
誰にというわけでもなく、ただの仲良し同士のの御遊びだとは思われたくなかった。
だからこそ、唯一人目にその成果をさらせるチャンスであった文化祭という場で、積み重ねたものをカタチにしておきたかったのに。
そんな思いと裏腹に、どうしようもない結果に終わってしまったあの日は、大げさかもしれないけれど以来忘れることのできない挫折の一つであり、同時に口にすることもはばかられる自分自身の醜い失敗でした。
文化祭を終えてから入院するまでの間、その感情を整理してここに書き残しておくことが、自分にはできなかった。
実行委員として、生徒会として、ひたすら自分も駆け回り、そうしてつくりあげたあの文化祭は素晴らしいものだったと思うし、楽しく思い出に残る一面もあるけれど、どうしても割り切ることができない。

そんな経験の中で心に決めたのが、次の文化祭では絶対に活動をきちんとカタチにして、上映を成功させるという目標。むしろ誓いというか、呪いと言ってもいいくらいの心持ちでした。

こんな背景があって、今年の、最後の文化祭には臨んだのです。
結果から言ってしまえば、やはり直前は徹夜で、上映予定時刻ギリギリまでエンコードをしていたものの、今年は何とか円滑に上映することができました。
上映時間約25分。きっちり4回の上映を終えて、延べ動員数は150人弱。
寸前まで撮影をし、屋外のシーンにはアフレコを入れ、映像にならすために音声調整をし(これは俺が全部やった)、そうして間に合わせた現物は詳細をチェックすることもできないままで、第一回の上映のときに初めて一番後ろの席に座ってリアルタイムでそのすべてを見たのでした。
音声であったり、台詞回しであったり、あるいはいくらでも即座に修正ができたはずの編集についても、たった一度見ただけでも気に入らないとこだらけ。
それでもこうして落ち着いて席に座り、観客の反応を追いつつ反省点をチェックすることができるというのは、同時に一年前とはもはや段階が違うのだということでもあって。
雪辱を、どうにかこうにか果たすことができたのだという実感が、唯一自分をほっとさせてくれました。
本当に拙い、下らない、馬鹿みたいなものだったけれど、一回目の上映で最後まで見てくれて、拍手を送ってくれた42人の観客の方々には感謝しています。
自分でどれほど満足のいく出来じゃなくっても、御世辞でも情状酌量でも「面白かった!」って言ってくれる人がいたのがうれしかった。

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